科学絵本  『地下鉄ができるまで』 について

科学絵本

『地下鉄のできるまで』


加古里子・著

福音館
この絵本が出版されてから、20年以上経ちます。

現在では、地下鉄の工法はどのようになっているのだろう?と疑問に思い

この絵本の監修を担当された横浜交通局に問合せさせていただきました。

すると、当時、監修にたずさわられた荻野幸男様とお電話でお話をお聞きする事が出来ました。

『地下鉄ができるまで』の絵本の内容やさし絵の中で変化が見られる所をまとめてみました。

                                          (2007年 5月現在)
ページ数 内容
P12〜13 現在では、階段とエスカレーターとエレベータがあります。
P18〜19 絵本では…シールド掘削機は1メートルくらい進むと書いてありますが
    

現在では、1メートル50センチくらい進む時もあるそうです
順調に堀り進むと、1日 10メートルくらいほることができる
P20 絵の中の作業員の人数は
    

現在では、絵本に書いてある半分くらいの人数で行われています
土砂運搬車よりも、現在はベルトコンベアで土を運んだり、また、土に水分をあたえて柔らかくした土砂をパイプに通して、押し出して運搬したりすることも多いそうです。
P21 ボルトでしっかりとつなぎあわせる
    

現在では、ボルトは使わない方法もあります。
P22〜23 シールド工法は 開削(かいさく)工法より 費用がかかります
    

地面から浅いところは開削工法で
深い所はシールド工法が一般的に使われ、その方が費用の面でも効率的です。
駅は広い場所を掘らなければならないので、かいさく工法でつくられています。
円形シールドトンネルについて
    

現在では、シールドの機械が、楕円形や角の丸い四角のような形にもつくられるようになりました。